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家づくりコラム
2017.08.14

材料費160万円のミニマル住宅が人気!!

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

そもそも『ミニマル』って聞きなれない言葉かもしれませんが、極力物をなくして、自然と向き合い、家族のコミュニケーションを大事にする生活の事で、極端に言えば、TVも携帯電話もインターネットも無い生活の事です。物がないので家も小さくて済むという事、アメリカではちょっとしたブームになっているようです アメリカのオーバーン大学の学生たちは2016年に2件のコテージを建設し、コテージの建材コストは1件当たりわずか157万円で建てたそうです。家を造る材料は地元でとれるパイン材で造ったそうですから、特に安く出来たという事もありますが。 日本では土地が狭く防火上や建築基準法の問題で、狭小住宅とはいえ、建築するにしてもコスト面では、なかなかこの金額ではできないとおもいます。 今日本の住宅は、地球温暖化の影響でエネルギーを使わない断熱性能の良い家(ゼロエネルギー住宅)を建てようと、国が率先してSTOP温暖化に取り組んでいます。でも、実際ゼロエネルギー住宅に使う高性能断熱製品を作り出す過程でエネルギーをたくさん使っているんですね。 その点ミニマル住宅は家を造る過程でもエネルギーが少なくて済むし、生活をしていくうえでも物が最小限になっているし、エネルギーを出さない暮らしになっているんです。 国がゼロエネ住宅を奨励し、日本全体がその方向に進んでいく傾向にあって、こんなミニマル住宅があって、家族や自然と一緒に暮らす空間があってもいいのではないかと思います。これこそが本当の省エネ住宅になるのではないかと思います。   https://www.businessinsider.jp/post-35019  

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