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高気密&高断熱
2022.03.12

超高気密・高断熱の電気代は 本当に安くなるのか?PART2 電気使用量結果編 日高市G様邸 続編

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

2021、9月23日にアップしたブログの続編になります。

【パッシブデザインで建てた家は本当にエネルギーの消費を抑えて快適な生活が送れるのか?】 をお客様のご協力のもとで、今も計測中です。

〈室内環境条件〉市販エアコン1台で24時間全館暖冷房

        冷房時:常時室内温度は26~28℃設定で稼働(就寝時28℃程度)

        暖房時:常時室内温度は19~21℃設定で稼働(就寝時19℃程度)

電気料金は・・・・・トータル887kwhを消費

8/1~8/31 5,328円

9/1~9/30 4,766円

10/1~10/31 6,147円

11/1~11/30 7,820円

ガス料金は(ここではリンナイ製ハイブリッド給湯機ECO ONEを採用)・・・

8/1~8/31 1,672円

9/1~9/30 1,685円

10/1~10/31 1,912円

11/1~11/30 2,143円

やはり暖かな季節から冬に向かっていく頃のエネルギー消費は少しずつ増えているようです。電気料金が増えているという事は気候も寒くなる時期に来ているので、多少暖房機器(エアコン)のエネルギー消費が多くなって来ている事がわかります。お湯の使用量が増えてガスエネルギーを使う様になってきたのも要因と思われます。

でも電気もガスも増加料金その差はわずかです。

次に太陽光発電による売電価格は、

8月分 7,486円の収入

9月分 8,284円の収入

10月分 6,707円の収入

11月分 7,391円の収入

光熱費トータルと売電料金の収支は、

8月分 5,328+1,672-7,486円=▲486円(収入)

9月分 4,766+1,685-8,284円=▲1,833円(収入)

10月分 6,147+1,912-6,707=1,352円(支払い)

11月分 7,820+2,143-7,391=2,572円(支払い)

光熱費の支払いも、徐々に増えているように見受けられます。ただ、春から夏にかけての光熱費は▲2,715円(2021/9/23ブログに掲載)でしたので、今回の料金を合計すると、

2021年6月から11月までのエネルギー消費は、

▲2,715円+1,605円=▲1,110円 となり今のところ暖冷房光熱費(調理含む)はマイナスになっています。でも寒くなっていく季節になり、暖房もお湯の使用量も増えてきますので、1番寒い時期(1月~2月)にどの程度の光熱費アップになってくるか、また検証したいと思います。

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