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高気密&高断熱
2024.09.03

全館空調で快適生活な家② 1年間の光熱費まとめ編

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

前回ブログでパッシブハウス(全館空調)の1年間の室温変化についてのデータを開示しましたが、今回は光熱費のまとめを公開!!

建築場所:埼玉県さいたま市

家族構成:ご夫婦と子供1人

規模:木造2階建て4 LDK+書斎 延床面積=111.7㎡ (33.7坪) UA値=0.25 C値=0.3 

太陽光発電パネル:6.12kw搭載

1年間の光熱費(水道料金除く)合計がこちら・・・

【2023年7月~2024年6月の電気料金と売電料金】

1年間の光熱費=電気使用料金ー太陽光売電額=111,258-96,067=15,191円

1カ月の電気代 15,191/12=1,266円

当然、太陽光パネルをたくさん搭載すれば、売電量が増え売電収入が光熱費を上回り貯金ができる状態になります。あるいは蓄電という選択肢を取り作った電気を自家消費という事も考えられますが、どちらにしてもそれなりに建築コスト(発電・蓄電設備工事費)がアップし、建築費の負担増が考えられます。

私の考え方としては初期投資を抑えつつ、電気代も発電分の売電価格を考慮してほぼ0円生活をした方が、初期投資を抑えられるのではないかと思います。

私の個人的な感覚になってしまうので、参考にもならないかもしれませんが、このレベルの性能の家を建てた場合、ご夫婦2人であれば太陽光パネル容量6kw、3人家族であれば7kw、4人家族であれば8kw程度のパネル容量で、1年を通して快適な生活ができて光熱費ほぼ0円生活ができるのではないかと思っています。

ただ実際は、方位に対する家の向き、屋根の勾配、隣地建物の状況、住む方の生活スタイル等々に影響受けますので、なかなか難しいですね。

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