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家づくりコラム
2015.07.03

H27年度 地域型グリーン化事業

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

  CIMG0171.JPG昨日(7/2)、今年度の新築に関する補助金制度の概要の話で、会合に出席しました。 長期優良住宅の場合:最大120万円の補助金給付 低炭素住宅の場合:最大120万円の補助金給付(今年度より) ゼロエネルギー住宅の場合:最大185万円の補助金給付(今年度より) 今年度、この補助金額は満額出そうにもないような感じです。 CIMG0156.JPG 理由は、以前にも書いたと思いますが、この補助金制度、年間約50棟以上住宅を建てている工務店、建設会社には適用になりません。ですから、今までなかなか一般ユーザーはもちろん、地場の中小工務店に浸透しなかったんです。(昨年度までは)補助金制度を使えない業者が宣伝するわけがないので、一般ユーザーも知らない方がほとんどでした。 ※補助金制度を使う工務店・建築会社は、地域型グリーン化事業に登録したグループ(全国で250グループぐらいあるらしいですが)に入っていないと使えません。 それがなぜか、少しずつ浸透していったのか、「その補助金制度、お客様に提案したい!」という工務店が一気に増えて、去年と比べて1.5倍くらいのグループ数になってしまったんです。 でも、国の今年度予算は変わらないので、当然1グループあたりの割り当て補助金額が少なくなるという、予想もしなかった状態になってしまいました。 正式には、各グループごとに発表があると思いますが、最大120万円の補助金給付額はなさそうです。

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