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家づくりコラム
2015.09.26

今後1年間は住宅取得のチャンス!?

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

家づくりを考えている人たちのアンケートで、今後5年以内に住宅を取得する計画があり、かつ、民間住宅ローンを利用する予定の方を対象に、住宅ローンについてアンケート調査を行なった結果が次のようになりました。 住宅ローン利用予定者の希望する住宅ローン金利タイプは、 「全期間固定型」が35.6%(前回:37.9%) 「固定期間選択型」が37.4%(前回:38.9%) 「変動型」が27.0%(前回:23.1%) やっぱり固定金利に魅力を感じているんですね。過去に金利が7パーセント超の時期もあったわけですから、今の固定金利は魅力です。 1098429_3.jpg 今後1年間の住宅ローンの金利見通しをどう考えるかという質問に対して、 「現状よりも上昇する」が38.0%(前回:33.7%) 「ほとんど変わらない」は36.3%(前回:38.7%) 「見当がつかない」は19.4%(前回:20.5%) 今後金利は上昇傾向にあるとみていますね。 住宅取得の動機は、 20~30歳代 「子供や家族のため」や「結婚を機に」 50歳代 「老後の安心のため」 との理由です。年代によってかなり違ってきます。 また、今(今後1年程度)は住宅取得のチャンス(買い時)だと思いますか?との質問に対して、 「そう思う」は39.2% {前回調査(50.2%)より減少} 住宅取得のチャンス(買い時)だと思う理由は、 住宅ローン金利が低水準 78.4%(前回:81.4%) 消費税率引上げ前 35.4%(前回:33.6%) ローン金利や消費税アップの動向が気になるのは当然ですよね。購入時期によっては、毎月の返済金額がけっこう変わってきますので、特に注意です。 また住宅資金における贈与税控除(高性能の住宅は最大1500万円の控除)などがありますから、うまく活用できる人はやってみるのも一つの方法ですね。 今政府の方でも、長持ちする、性能の良い家を建てると補助金交付制度を行っています。 ・長期優良住宅 ・低炭素住宅 ・ゼロエネルギー住宅 を建てると国の補助金制度が使えます。 住宅取得に踏み切れない方の理由としては、 「将来の収入や生活に不安があるから」 「自己資金・頭金が不十分だから」 が最も多かった。 という結果になりました。

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