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家づくりコラム
2016.12.10

日本の家は寒すぎる!!

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

米国のお風呂昔の日本家屋は、木と障子で造られていた簡単なつくりでした。当然窓に着けるサッシのようなものはなかったし、暮らしも質素なものでした。 ですから、寒さはガマンする風潮があったのです。それが今でも個室暖房という考え方につながってきたのだと思います。人のいる部屋だけ暖房して、短時間しかいないスペースは暖房しない方式です。 しかし、欧米では全館暖房が一般的です。家一軒まるごと暖房してしまうので、家の中のどこにいても暖かいんです。だから日本と欧米のエネルギー消費量を比べると、明らかに欧米諸国の消費の方が多いんです。特にアメリカは、日本のエネルギー消費量の2倍以上も消費しているんですね。日本はもともとエネルギーのない国なので、エネルギーを大事にするという国です。 ここで一つ疑問がおきてきます。 欧米諸国と比べてエネルギー消費量が少ない日本で、なぜ今、「省エネ住宅・ゼロエネルギー住宅を造りましょう」と騒いでいるのでしょうか。政府は補助金まで出してゼロエネルギー住宅・省エネ住宅の新築、リフォームを推奨しています。 その理由は、 ・日本の家屋自体が、断熱性能、省エネ性能が欧米諸国に比べて低すぎる ・家全体の省エネ性能を上げてヒートショックを防ぐ ということがあげられます。 日本では家での事故死の1/3が、ヒートショックによるお風呂での事故死と言われています。それを防ぐためにも、家全体の高断熱化、高気密化が必要な時代になって来ました。 http://www.agingstyle.com/2016/11/06001558.html

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