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2024.09.03
高気密＆高断熱
2024.09.02
全館空調で快適生活な家① 1年間の室温まとめ編
この記事を書いた人
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家
建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。
今年の夏も暑い～！ 9月に入っても最高気温34℃の猛暑寸前の予報、こんな暑い毎日が続くと心身共に疲れ気味になってしまう。
今回はパッシブハウス仕様の家の1年間の室温記録データがやっと収集完了、ここでブログ閲覧者にご報告です。
建築場所：埼玉県さいたま市
家族構成：ご夫婦と子供1人
規模：木造2階建て4 LDK＋書斎 延床面積＝111.7㎡ (33.7坪) UA値＝0.3 C値＝0.2
データ収集期間：2023年6月～2024年7月(14カ月間)
①まずは外気温、気象庁の過去の天気データ(さいたま市）をホームページで見ると、
・2023年7月最高気温 7月26日 温度38.8℃ 湿度54％(平均)
・2024年1月最低気温 1月12日 温度－5.2℃ 湿度56％(平均)
②7月26日、8月4日、12月25日、1月12日の各24時間のリビングの室温グラフがこちら
グラフ線を見ると温度の上下変動が激しく見えるが、24時間最大温度差1.7℃しかない
グラフ線を見ると温度の上下変動が激しく見えるが、24時間最大温度差1.1℃しかない
左から日付、測定時刻、室内温度、室内湿度、露点温度
左から日付、測定時刻、室内温度、室内湿度、露点温度
③上のグラフとデータでは数値が小さくよくわからないので、各部屋のデータも含めてまとめるとこのようになる。
やはり特徴的なのは、家のどこにいても夏は27～28℃、冬は18～20℃程度の温度環境になっている点と、温度差が年間を通して1～2℃程度になっている事です。外気温に影響されないストレスのない生活が可能です。
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