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注文住宅
2020.09.10

これからは超高性能住宅!?

この記事を書いた人

代表取締役
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家

建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。

先日、ある事がきっかけでお付き合いをさせていただいている、埼玉県秩父を中心に展開している【高橋建築株式会社】様の完成現場を見学に訪れました。高橋建築さんでは10年前から超高性能住宅いわゆるパッシブハウスという建物を手掛けていて、パッシブハウスジャパンという団体に加盟しており、日本に超高性能住宅(パッシブハウス)を広めている会社です。

現在問い合わせが殺到しており、工事着工まで2年待ちの状態だそうで、ビックリです!年間12棟ほどの着工・完工棟数だそうですが、売り上げや利益を第一目標にしているのではなく、世界で一番厳しい断熱性能基準と言われているパッシブハウスを広め、日本の家の断熱性能を向上させるために日々努力を重ね、近いうちに日本の家屋もそれなりの断熱基準になって行くだろうとの考えのもと、超高性能の家を造っているそうです。

高橋建築(株)の高橋社長(中央)との記念撮影

現在の超高性能の家を造り上げるには、色々な試行錯誤があり、とても苦労したというお話を聞きました。高橋社長いわく『10年間蓄積したノウハウはとても役に立ち今に生かされていますが、大したノウハウではないので全然大丈夫です。最近は大手ハウスメーカーに押され気味なのが現状、むしろ地場の工務店が一所懸命技術を磨き、少しでも多くの超高性能の家を建てて工務店が活気づいてほしいと思っています。だってハウスメーカーより安い金額で、超高性能の家づくりが出来たら、お施主様にとっても工務店にとっても、こんな良い事はないですよね! もっともっとこういう家づくりの出来る工務店を増やして、地域を活性化したいんです。』 と熱く語ってくれましたが、そんな苦労をして得たノウハウを、惜しげもなく話してくれた高橋社長にとても感激です。 高橋社長の人柄がよく出ています。

高橋建築(株)さんのパッシブハウスの事を知りたい方は、 http://www.ta-k.jp

実際お伺いした完成現場を拝見させていただきましたが、外気温は多分33~34℃程度だったと思いますが、建物内はどこにいても25℃(各所に温度計を設置していました)の環境を維持されていて、とても快適だし、女性が良く気にする冷え症は多分感じないのではと思います。というのは、建物内が全て25℃に設定されているにもかかわらず、エアコン特有の冷気の風の流れがまったく感じられないからです。ですから、涼しいというよりも暑さを感じないと言った方が良いかもしれません。(もちろん実際は、建物内であれば何処にいても涼しいです)

しかも35坪程度のお家で、エアコン1台で冷暖房してしまう超高断熱・高気密仕様の家、実際体験をしてみると、こんな家が欲しいと思ってしまいますね。

弊社もこんな家づくりをしていきたいと、改めて考えさせられた貴重な体験でした。

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