2024.10.26
家づくりコラム
2015.10.03
一戸建てにも「修繕積立金」が必要な時代!?
この記事を書いた人
サンエム建設株式会社代表取締役 大山剛人
パッシブハウスを中心とする高気密・高断熱住宅の専門家
建築歴45年、創業は1999年。100年快適に住める健康住宅を思い高気密・高断熱を極めパッシブハウス住宅をわかりやすくお伝えします。
日本は四季折々、猛暑もあれば、雪が数十センチも積もる寒~いところもあるお国柄、そして雨が多い国だというのも特徴です。 雨が多いというのは木、草花、作物が育ちとても良いことなのですが、反面建物にとってはあまり良いことではないのです。 建物に雨が当たり、太陽の紫外線があたることを繰り返すことによって、建物の劣化が進行していきます。 今年の9月にあった2週間ほど続いた長雨、こんなに長く毎日雨が続くと、室内にカビ、コケ、ダニ等が発生し建物を傷めることになります。 かといって、一戸建てに住んでいる方の中で、マンションのように「修繕積立金」を独自に貯金をしてる方なんてなかなかいないのではないかと・・・ 今は、ある程度の基準をクリアした建物(優良建物)を建てて定期点検を行いながら、建物寿命を50~100年を目標にしていくことが少しずつですが増えてきています。 そのためには、マンションのような「修繕積立金」という考え方も、これからは必要になってくる時代なのかな?と感じます。 http://suumo.jp/journal/2015/09/28/97975/