point 01
しっかりとした断熱
断熱素材の中では超高性能グレードに属するフェノールフォーム断熱材をコンクリートスラブ上や基礎の立ち上がり部全体に施工し、外壁部には壁体内に充填断熱+外張り断熱のダブル断熱工法を採用。屋根室内側面には厚み250㎜の断熱材を施工し、エネルギー消費を極限まで抑えた究極の断熱工法。
パッシブハウスとは、建物自体の性能を高めることで、アクティブな冷暖房器具に頼らなくても快適に暮らせる住宅の事。地球環境やエネルギー問題の解決にもつながる、これからの時代にフィットするエコ住宅です。その土地や地域の特性を考慮した設計で、これまで日本に無かった燃費性能を実現できます。パッシブハウスは、快適さを我慢しない「人にも環境にも都合の良い家づくり」と言えます。
パッシブハウスの快適性能のヒミツは、建物自体の性能が高い事。冷暖房も部屋単位で考えていたこれまでの常識とは異なり、家中を24時間快適に保つ事を基本にしています。しかも電気代を気にせずに実現できるほど、高断熱・高気密でありながら室内空気も新鮮に保ちます。そんなパッシブハウスの建築のポイントは、以下の6つです。
※埼玉県(関東エリア)の気候条件を考慮したサンエム建設での場合
point 01
断熱素材の中では超高性能グレードに属するフェノールフォーム断熱材をコンクリートスラブ上や基礎の立ち上がり部全体に施工し、外壁部には壁体内に充填断熱+外張り断熱のダブル断熱工法を採用。屋根室内側面には厚み250㎜の断熱材を施工し、エネルギー消費を極限まで抑えた究極の断熱工法。
point 02
最上位クラスのオール樹脂枠窓・トリプルガラスを採用。ガラスの中にはガスを注入し、より断熱性能・結露の防止を向上させている。そして意外と見落としがちな玄関ドアは、高断熱玄関ドア(扉厚み70㎜)を採用、極寒地でも十分断熱性能を発揮する高性能玄関ドアを採用。
point 03
家の気密性能はC=0.2㎠/㎡が標準。100㎡の家でおよそ20㎠(4.5㎝角)の隙間しか存在しない超高気密住宅。冬は厳寒の凍るような風、夏は猛暑の熱風が、隙間から入り込む余地がない程の高気密空間を造り上げる。
※C=0.2は新築時の気密測定実測値の平均値になります。間取り、窓の大きさ・数等により若干の誤差が生じます。
point 04
熱橋とは材木や非断熱材により構成された部分で、熱が逃げやすく熱が流入やすい構造体部分になる。しかし、その熱橋部分も外壁側に付加断熱をすることで、熱橋部分から失われる熱量、流入してくる熱量を防ぐことが可能になる。
point 05
超高気密高断熱により快適な空間が出来上がる反面、室内空気の循環が少なくなるためCO2の上昇、湿度の上昇(低下)、生活臭等が発生してしまう。そこで重要になるのが換気だが、パッシブハウスでは熱交換型の換気システムで、換気による熱のロスを最小限に抑える。そして市販のエアコン1台(※)と換気システムを通して家中の温度と湿度を調整。
※冷房用エアコン1台と暖房用エアコン1台で季節により各1台を稼働する方式。冷房用は2階天井裏に、暖房用はリビングへそれぞれ設置することで、冷たい風は下へ、暖かい風は上へ移動する特性を活用する。
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機械に頼りすぎず、太陽エネルギーの有効利用、採風計画、木々の植栽による遮蔽の利用等々。自然の力を上手に利用した家づくりにする事で、アクティブな冷暖房設備に頼らない省エネで快適な家を目指す。例えば冬の昼間は太陽光を取り入れ室内を温め、夏は太陽光を遮り夜間になってもムンムンするような暑さを抑える。
非常に魅力的なパッシブハウスですが、やはり気になるのはコストです。将来的にかかるエネルギーコストは大きく抑えられるのが魅力ですが、建物にかかるコストはそこそこ掛かってしまうのが現実です。ただし大切なのは、両方のバランス。ご予算に余裕があるご家庭であれば、パッシブハウス認定をクリアする最上級の性能を目指すことも出来ますが、nearly passive house(ほぼパッシブハウス)と言う第2の答えがあります。それぞれのご家庭にベストな答えはその中間にあるのかもしれません。サンエムでは、(営業マンがいない工務店)設計士がお客様担当ですので、ご予算に合わせて柔軟なプランをご提案させて頂きます。興味を持っていただいた方はお気軽にご相談ください。認定基準を完全にクリアできなくても、通常より快適な住宅になる事は間違いありません。「パッシブハウスを目指した家づくり」をサンエムと一緒に考えてみませんか。